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【耳ツボ】神門
神門
【取穴方法】
耳の上部の軟骨の凹み、軟骨がY字に分かれた場所
【効果】
自律神経を整える、顔のむくみ、イライラ、ダイエット、薬物依存
耳つぼの神門はリラックス効果がとても高いツボです。眠れない時に耳を揉んであげると眠りにつきやすくなる効果も期待できます。
一時期流行した耳つぼダイエットは耳のツボを刺激すると食欲が抑えられるためダイエット効果があると言われています。
さらに海外で薬物依存者に耳に鍼をしたら効果があったと言われています。
それくらいリラックス効果が高いツボになるので、眠れない時や不安を感じる際はセルフで揉んでみるなど是非お試しください。
印堂
印堂
【取穴方法】
左右の眉の間、眉間の間
【効果】
頭痛、鼻づまり、眼精疲労、不眠症
印堂は頭痛や鼻づまりによく使われるツボの一つです。鍼をする際に頭痛の場合と鼻づまりの場合で刺す方向が変わってきます。
頭痛の場合は眉間から頭の方向へ刺します。
鼻づまりの場合は眉間から鼻の方向へ刺します。
鍼を使わずに指で自分自身で押してみる際も同じで方向を意識してやってみると良いでしょう。
特に実感しやすいのは鼻水が出る時や鼻づまりの際に印堂を下向き(鼻の方向)に気持ちいいくらいの強さで押してみて下さい。そうすると鼻水がでなくなったり鼻がスッと通りやすくなっていると思います。
野球肩(上腕二頭筋長頭腱炎)
投球時の方の痛みの野球肩の中の一つの上腕二頭筋長頭腱炎を紹介します。
上腕二頭筋長頭腱炎とは、上腕二頭筋が肩から肘に向かってついており、その筋肉が使いすぎによって炎症を起こします。
野球ではピッチングの際に腕を後ろに持って行くテイクバックの動きで上腕二頭筋腱が引っ張られ牽引ストレスがかかります。それが原因となり炎症を起こしたりします。
スポーツの場面だけではなく、買い物をして重い袋を腕にかけると痛かったりドアノブを回すだけでも痛かったりします。
上腕二頭筋長頭腱炎のテスト方法でスピードテストがあります。肘を伸ばした状態で手のひらを上向きにしてもらい腕を上にあげてもらいます。検査する人は腕を下に少し押し、抵抗をかけます。この時に肩の前面が痛ければ上腕二頭筋長頭腱炎を疑います。
セルフケアとしてはストレッチがおすすめです。
ストレッチの仕方は、壁に手をついてもらいそのまま腕を後ろにそらします。手のつく高さによって伸び方や強さが変わるので、気持ちいいところを目安に伸ばしましょう。
野球肩(インピンジメント症候群)
野球に多いけがの一つに野球肩というものがあります。野球肩にも種類があり、今回はその野球肩の原因の中でも多いインピンジメント症候群を紹介します。
インピンジメント症候群とは、投球の際に肩峰と上腕骨頭が衝突し、その間にある腱や滑液包が挟まれることにより炎症が起き痛みが生じます。
インピンジメント症候群は投球フェーズの中のコッキング期によく起こります。コッキング期とはボールを持つ手がグローブから離れ、肩が最大限外に捻られるトップポジションのところまでの動きのことをいいます。細かく分ければ早期コッキング期と後期コッキング期に分けられます。
インピンジメント症候群はオーバーユース(使いすぎ)によるものやフォームや姿勢不良によるものがあります。肩甲骨の動きが悪いと起こりやすくなります。そのため投球フォームの見直しが大切になります。
痛みが出る筋肉にあるツボが秉風というツボがあります。
秉風は肩甲骨の出っ張りの中央の上にあります。腕を上げると凹む場所です。
効果としてはインピンジメント症候群のほかに肩こりや四十肩などにも効果があります。
インピンジメント症候群で痛む筋肉の棘上筋という筋肉がある場所に秉風があるためこのツボを使ったりします。