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シンスプリント
シンスプリントとはすねの骨の骨膜に炎症が生じる骨膜炎で痛みが出ます。脛骨過労性骨膜炎ともいわれます。
オーバーユース(使いすぎ)によるものや、偏平足からシンスプリントになることもあります。
主に陸上の長距離ランナーやサッカー、バスケなど走ることが多い競技の選手に多く見られます。
すねの骨の上1/3、下1/3に痛みが出るのが疾走型
すねの骨の中間1/3に痛みが出るのが跳躍型があります。
シンスプリントに対するおすすめのツボは「三陰交」です。
三陰交
【取穴方法】
内くるぶしから指4本分上、すねの骨の際
【効果】
冷え性、生理痛や生理不順などの婦人科疾患、シンスプリント
三陰交はシンスプリントの原因になる筋肉がある場所になります。(主に疾走型)
セルフで気持ちのいい強さで押してあげるのも効果が期待できます。少し押すだけで強い痛みが出る場合はさする程度でも大丈夫ですので是非一度お試しください。
関元
関元
【取穴方法】
おへその下から指4本分下
【効果】
下痢、便秘、腹痛、生理痛、冷え、精力減退、虚労、るい痩
関元はよく丹田ともいわれたりします。丹田の方が一般的に言われているかもしれません。
お腹が冷えて下痢になった時や生理痛の際には温めて頂くと痛みが軽減されたりします。暖かい血が全身に周るため、全体的な冷えにもすごくおすすめです。
関元は「気力が集まるところ」として有名なツボです。気力がない時この場所を触ると張りがなくペコっと弱弱しく凹んでいる状態になります。年齢を重ね疲れやすい人は関元が凹んでいるかもしれません。
鍼灸院では関元にお灸をすることが多いですが、セルフケアとしてはカイロなど関元を温めることがおすすめです。
是非一度お試しください。
咳止めのツボ
天突
【取穴方法】
左右の鎖骨の間のくぼみ
【効果】
咳止め、のどの痛み、喘息
天突は主にのどへの疾患に対してよく使われるツボになります。激しい咳が止まらない時などは天突をのど元から下方向へ向けて指圧してあげると咳が止まるなど効果が期待できます。
最近はマイコプラズマ肺炎が流行っています。咳が長く続き、それによってのどの痛みが出たりした時には一度天突をお試しください。咳が止まったり、呼吸が楽になるかもしれません。
犢鼻
犢鼻
【取穴方法】
膝のお皿の下、靭帯の外側にあるくぼみ
【効果】
膝痛、足のだるさ、痺れ、変形性膝関節症
犢鼻は主に膝の痛みに対して使われることが多いです。ちょうど膝関節の位置にあるので、直接的なアプローチができます。
他には脚気八処の灸という脚気の際に使用される八つのツボにお灸をすることがあるのですが、その中の一つに犢鼻が使用されます。
チャーリーホース(大腿部筋挫傷)
チャーリーホース(大腿部筋挫傷)とはサッカー、ラグビー、アメフト、バスケなどの相手との接触があるコンタクトスポーツで起こることが多いけがになります。よく「ももかん」と言われたりもします。
相手の膝や頭がふとももにぶつかり、打撲になることで起こります。
適切に処置をしなかったりかなり重症の時は後遺症として「骨化性筋炎」になることがあります。骨化性筋炎とは打撲や外傷が原因で筋肉中に骨が形成されてしまいます。
他にも適切な処置をせず打撲を放っておくと膝が曲がりにくくなってしまうこともあります。
なので打撲をした際は甘く見ずに適切な処置が必要となります。
大腿部の前面に膝が入り打撲をした際は、膝を曲げて打撲した筋肉を伸ばした状態でアイシングを行います。
打撲した筋肉を伸ばすのは痛いと思いますが、普通の状態のままで置いておくと可動域が悪くなり、リハビリの期間が長くなる可能性が高いので、初めは少し我慢して頑張りましょう。